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行政書士の魅力

「このままだと損をする」人びとを救うやりがい

行政書士の資格を取得すると、具体的にどんなメリットがあるのかご紹介しましょう。

就職や転職に有利!

行政書士は、他の法律系の資格に比べて比較的取得が簡単ですが、れっきとした国家資格です。

就職先としては、知識をそのまま活かせる行政書士事務所はもちろんですが、どんな職種・企業であっても、法律の知識を活かしながら仕事をしていることに変わりありません。一定の規模を有する企業は、法務部門を設置しているところも多くあります。幅広い業界においてニーズがあるため、履歴書に行政書士の資格を持っている旨を書くことで、学歴・職歴に関係なく一気に注目度が高まることでしょう。

学生の方にとっては、在学中にチャレンジすることがとても有効。たとえば公務員を目指す場合、当然ながら公務員試験を受けることになります。公務員試験は行政書士試験と共通する試験科目が多いので、公務員を目指す1年生、2年生の方は、本格的に公務員の学習を始める3年生になる前に、行政書士資格に挑戦することで国家資格を取得すると同時に、その後の公務員の学習を有利に進めることが可能となります。

司法書士を目指している方にも、行政書士の資格はおすすめ。司法書士試験よりも比較的合格しやすいので、いきなり司法書士試験にチャレンジする自信がない方は、まず行政書士資格を目指しましょう。これも合格後、司法書士の学習にスムーズに移行できるメリットがあります。

日常に、これからの暮らしに活きる

法律は、人びとの暮らしを守るために制定されているもの。しかし「知らなければ、ないのと同じ」とったことも多々あります。「法律を知っていることで得をした」というよりも、「知らないことで損をする」ことが多いのも事実です。

たとえば、強引な訪問販売や、出来心でつい高額な商品契約を結んでしまった場合。消費者契約法を知っていれば、冷静に契約解除の手続を進めることができ、泣き寝入りする状況は限りなく減ることでしょう。自らの権利を守るため、身につけておいて損はない知識ばかりです。

人びとに直接感謝されるやりがい

行政書士の仕事は広範囲に渡っていて、ひとくちにどんな職業かを説明するのが難しいのもまた事実。しかし、依頼する側は総じて「困っている人」や「夢を持つ人」が多いといえます。

トラブルを回避するために、事前に手を打つ。とりあえず依頼主は“ひと安心”と思うことでしょう。また、会社を立ち上げて、これからバリバリ働くぞ!会社を大きくするぞ!と夢を持っている依頼主に対して、夢をカタチにする“はじめの一歩”を手伝ってあげることも行政書士の仕事です。

これらの仕事をこなすことで、顧客から直接感謝されることになります。単に「面倒な仕事を代わりにやってくれて助かる」というよりも、心の底から「ありがとう」を言われる瞬間が、行政書士にとって、なによりも代えがたい“やりがい”となることでしょう。