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警察官が取るべき資格・免許

警察官を目指す際に、是非取っておきたい資格や免許があります。
まず、普通二輪免許や普通自動車の免許は職務上必要不可欠です。将来警察官を考えている・目指しているなら、早いうちに取得しておいて損はありません。ちなみに、普通二輪免許は警察学校在籍中に全員取得します。
自動車免許は警察官の職務ではほぼ100%必要ですが、自分で時間を作って取得する必要があります。警察官になる以前に自動車の免許を取得するほうがよいでしょう。

また、現在は昔に比べ、外国人が関わる犯罪が非常に増えています。国際化社会の流れは警察という職業にも大きな影響を与えているといって過言ではありません。外国人旅行者も多くなっていますので、語学はできればしっかりと鍛えておきたいところです。とくに、英語、中国語、韓国語のできる人材は重宝されるでしょう。

警察官採用試験において、有利な資格・免許

以下に警察官採用試験において加点対象となる、試験・実務に有利な資格、免許をまとめてみました。

日商簿記検定

脱税や不正経理などの犯罪捜査のために必要な知識を得られます。お金の流れを理解するために「簿記」の知識はとても重要。
特に刑事になってこの分野の捜査をしたい人は、いずれ必要になる資格です。

基本情報技術者試験

コンピューター犯罪・インターネット関連の犯罪捜査を希望する場合には、この資格が有利となります。他にもITパスポート、応用情報技術者などの国家資格も対象となる場合もあります。

TOEIC・英検

道案内から犯罪捜査まで、英語力を必要とする場面は数えきれないほどあります。これからはもっともっと語学力が必要となってくるでしょう。
ちなみにTOEICは新テストになってから、平均点が570-590点を推移しています。加点の基準は470点が多いようですが、希望する県警が基準点を提示していない場合もありますので、最低でも600点は目指したいところです。英検は2級以上を目標とするとよいでしょう。

中国語・韓国語

英語に並び(あるいはそれ以上に)必要とされる場面が増えてきました。中国語検定3級以上、ハングル能力検定準2級以上を目指しましょう。

柔道・剣道2段以上

2段以上が加点対象となる場合が多いようです。
柔道、剣道だけでなく、他のスポーツの場合でも、一定レベル以上で加点対象となる場合があります。