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中小企業診断士の魅力

活躍するフィールドが広い中小企業診断士

あらゆるビジネスの場でいかせる、それが中小企業診断士です。身につけた企業経営全般に関する幅広い知識は、経営コンサルタントしてはもちろん、企業内においてもそのスキルを活かし、仕事を成功へと導くことが出来ます。中小企業診断士資格の取得は、あなたのビジネスにとって将来有望なパスポートとなることは間違いありません。

企業内診断士

多くの業種・職種で必要とされるその能力

「経営コンサルティングができる」という国のお墨付きを得られる中小企業診断士の資格。国家資格という信頼感を得られる魅力はもちろんですが、実際にあらゆる業界で、知識やスキルが十分に活かすことができます。中小企業診断士資格取得のために学習する内容は、経済学、企業経営、財務・会計、マーケティング、店舗や生産に関する現場の知識、情報技術など、ビジネス全般におよびます。さらに中小企業診断士の特徴は、これらの知識があるだけでなく、経営を診る、ビジネスの組み立てを考える、問題解決能力があることです。これら幅広い知識と能力は企業内でも高い評価を得ており、社員に中小企業診断士資格取得を推奨している企業も多くあります。そんな特定の企業に属している中小企業診断士のことを「企業内診断士」と呼び、中小企業診断士のうち約7割がこの企業内診断士として活躍しています。具体的にどのようなフィールドで活躍しているのか、主な例をご紹介しましょう。企業内での主な活かし方としてご参照ください。

金融業

金融業において、地域の中小企業等に資金を融通する「融資」は、重要な業務のひとつ。中小企業診断士のスキルを身につけることによって融資の際にクライアントの企業能力や経営状況を正確に見極める力、新規事業の実現可能性を見極める力が養われます。

【資格が活きる主な業務】

融資業務(与信業務)/経営企画業務/顧客企業へのコンサル業務/
顧客企業間のM&A斡旋業務/得意先のマーケティング業務 など

製造業

作業管理、工程管理、品質管理、改善および合理化などを中心に、ものづくりの現場で必須の知識である「生産管理」を体系立てて身につけることで、企業のものづくり現場での問題点の把握、さらに問題を解決するための提案能力が発揮できます。

【資格が活きる主な業務】

作業・製造方法の標準時間設定業務/生産状況の進度(進捗)管理業務/顧客の要求を満たす品質管理業務/製造工程設計・改善業務/工場の機械配置を適正化する業務 など

流通業

売れる店舗のレイアウトをはじめ、仕入れ管理、在庫管理、マネジメント全般やスタッフ教育など、様々な場面でスキルを活かせます。さらに店舗の新規出店計画や運営など、販売だけでなく流通業界全般に必要不可欠な能力が発揮できます。

【資格が活きる主な業務】

取引先への審査業務/得意先へのマーケティング業務/得意先への提案営業/商品開発・企画業務/経営戦略支援業務 など

情報技術者として勤務

中小企業診断士が持つ企業経営に関する知識とコンサルティング能力によって、情報技術をビジネスにマッチさせ、より戦略的なシステム等の提案や構築ができるようになり、仕事の幅が広がります。

【資格が活きる主な業務】

情報システムの企画・立案業務/情報システムの販促業務/情報システムに関するコーディネータ業務/情報教育訓練業務 など

中小企業診断士の資格を得るために学習する内容は、経済学をはじめ企業経営、財務・会計、マーケティング、店舗や生産に関する知識、情報技術など、ビジネス全般に及びます。そのため、「MBA(経営管理学修士)の日本版」と見なされることも少なくありません。企業全体を俯瞰して、経営者の目線で業務を遂行できるので、あらゆる業界で通用するといってよいでしょう。