Microsoft-Office-Specialist

MOSの資格は仕事以外でも役に立つ?

MOS資格の対象となっているソフトは、すべてオフィスソフトです。ビジネス用のソフトとして開発されているため、仕事以外の用途にはあまり向いていません。しかし、ソフトの機能を使いこなすことによって、オフィスソフトを趣味や生活にも役立てることができます。したがって、MOS資格で得たスキルは、仕事以外であっても十分に活かすことができるでしょう。

Wordを仕事以外で役立てる方法

文章を作成できるWordは、ハガキやカードのように小さなサイズから、ポスターのような大きいサイズまで、印刷する用紙の大きさを自由に設定することが可能です。そのため、年賀状や暑中見舞い、展覧会のポスターなど、紙媒体のものを作る機会があれば、Wordの知識や技術を役立てられるでしょう。

Excelを仕事以外で役立てる方法

表計算やグラフの作成ができるExcelは、工夫次第であらゆる用途に用いることができます。町内会やサークルの名簿を作ったり、自動計算の機能を用いて、家計簿や資産管理表などを作ったりと、その使い方は多彩です。また、使用するExcelのバージョンによっては、カレンダーや履歴書、料理のレシピ管理などのテンプレートがあらかじめ備わっています。テンプレートを活用すれば、目的に応じて、効率よくファイルを作ることが可能です。

Outlookを仕事以外で役立てる方法

通信機器が発達した現代においては、ビジネス以外でも頻繁にメールを利用します。趣味の集まりやサークル活動など、連絡先グループの作成や管理を行う際は、MOSのスキルが役に立つでしょう。加えてOutlookは、電子メールを送受信する以外に、タスク管理やイベント整理を行う機能が搭載されています。ビジネスの予定を管理する以外にも、自身のスケジュール管理にOutlookを利用することもできます。

MOS試験は機能に関する問題以外は出題されない

オフィスソフトは、仕事以外にも活かせます。ただし、MOSの試験は、基本的にビジネスで用いる機能に関する問題が出題される点を留意しておきましょう。そのため、Wordを駆使した年賀状の作り方や、Excelを使った料理レシピの管理方法などは、試験を通じて直接的に学ぶことができません。MOSの資格で身につけたテクニックを活かし、自身で工夫をする必要があります。