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MOSの試験勉強のやり方

MOSの試験勉強は、主に独学と講座の受講という方法が存在します。それぞれにメリットやデメリットが存在するため、自分にあった勉強方法を選び、合格を目指しましょう。

独学でMOSの試験勉強をする

独学は、自らテキストや問題集を購入して、試験勉強をする方法です。MOSの資格は、試験の運営元が推奨する対策教材が多く出版されています。加えて、ExcelやWordの学習を支援するサイトも多く、自らの試験対策やスキルアップに役立てることも可能です。これらの教材や学習支援サイトを基に勉強を続ければ、試験に合格できる実力を身につけることができるでしょう。

独学で勉強するメリットは、自分のペースで勉強できるという点です。とくに、自由に時間を確保するのが難しい社会人は、空いた時間に学習できるこちらの方法をおすすめします。また、対策教材そのものは比較的安価に購入できるため、資格取得にあまりお金を掛けずに済むという点も、独学の大きなメリットと言えるでしょう。

独学のデメリットは、試験勉強にもパソコンが必要である点です。試験はすべてパソコン上で行われるため、パソコンを持っていない人が独学を選択すると、学習効率が大きく低下してしまいます。勉強効率が落ちれば、試験の合格もかえって遠のいてしまうでしょう。

MOSの対策講座を受講して試験勉強をする

全国で実施されているMOSの試験会場では、試験の対策講座が定期的に実施されています。また、MOSは世界的に認知されている資格のため、多くのパソコン教室でも、試験対策講座を受講することが可能です。

講座のメリットは、画面を見ながら講師に説明してもらえるほか、解りにくい点も随時質問できる点です。そのため、独学よりも効率よく知識や技術を学ぶことができるでしょう。また、講座に通って学ぶ必要がある分、1人で勉強するよりもやる気を維持しやすいという利点もあります。ちなみに、講座によっては、MOS資格の合格保証制度が備わっています。1人で合格できるか不安な人は、独学よりも講座の受講を選択するといいでしょう。

ただし、こちらの方法は独学よりも費用が多くかかるうえ、学習できる時間も決まっています。受講を選択する場合は、ある程度の財力と自由時間が必要となる点に注意が必要です。

通信教育を使って試験勉強をする

最後に、通信教育で勉強する方法を紹介しましょう。これは、自宅に届いたカリキュラムを使って、独学のように自分で学習を重ねる勉強法ですが、メールや専用フォームを通じ、講師に不明点を質問することもできます。かかる費用も対策講座よりは安く、独学と講座の両方の特性を備えた勉強法として活用することができます。