MOSの試験は、会場で用意されたパソコンを使用するため、自分のパソコンがなくてもMOS資格を取得することは可能です。

パソコンがなければ独学で勉強ができない

ただし、MOSの試験はすべてパソコン上で行われます。したがって、パソコンがないと、MOSの試験勉強で学んだこと理解しにくくなります。パソコンを持っていなければ、試験学習の面で不利になることは明らかでしょう。スマートフォンが普及した現代では、自分のパソコンを持っている人も減少傾向にあります。しかし、MOS試験の合格率を高めるためには、なるべくパソコンの購入を検討したほうがいいでしょう。

パソコン教室やカルチャースクールに通う

MOSは、受験者が多い資格のため、パソコン教室やカルチャースクールでも対策講座が行われています。通学講座であれば、教室で用意されたパソコンを使うので、自分のパソコンを持っていなくても試験対策をすることが可能です。パソコンの購入が難しいようであれば、通学講座を利用してもよいでしょう。

パソコン教室やカルチャースクールでは、試験対策のカリキュラムが整っているため、独学よりも効率よく学べるというメリットがあります。ですが、パソコンを持っていなければ自宅で勉強できないという点に変わりはありません。講座以外でMOS試験の勉強を行いたい時には、パソコンを動かせる環境を自分で用意する必要があります。

パソコンを自由に使える環境を用意する方法

通っている学校やインターネットカフェのパソコンを利用すれば、パソコンを持っていなくても、独学でMOSの試験勉強ができます。自宅でパソコンを使いたいという場合は、レンタルショップでパソコンを借りてもいいでしょう。

注意点として、利用するパソコンに、学びたいオフィスソフトが入っているかどうかを、事前に確認しておきましょう。たとえパソコンを自由に使えても、実際に試験対策ができなければ意味がありません。

上記の理由から、試験対策のためにパソコンを購入するのであれば、あらかじめオフィスソフトが入っているパソコンを選ぶのが理想です。パソコンの性能は様々ですが、試験の対象となるソフトを不自由なく動かせる程度の性能であれば、独学でMOSの試験対策を行えるでしょう。