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MOSと関連性のある資格は?

MOS資格を取得することで、オフィスソフトを扱う仕事を効率よく行うことができます。さらなるスキルアップやキャリアの向上を目指す場合は、MOSと相性のいい資格取得に挑戦するのもよい方法です。関連資格の取得は、就職や転職においても有利となるでしょう。

マイクロソフト認定トレーナー(MCT)

マイクロソフト認定トレーナーとは、マイクロソフトのオフィス製品であるWordやExcelの使い方を指導するインストラクターの資格です。資格を取得することで、プロのトレーナーとして、社会人向けのスクールや専門学校などで働くこともできます。部下や新入社員に、オフィスソフトの使い方を指導したい管理職の人にもおすすめの資格です。資格を取得するには、指導する分野となるオフィスソフトのMOS資格や、1年以上の指導経験などの条件が存在します。

ビジネス統計スペシャリスト

ビジネス統計スペシャリストは、Excelを使用したデータ分析技能と、分析結果を実務に活かすための資格です。販売実績やコストなど、ビジネスで扱うデータから、企業戦略や会社の方向性などを打ち立てることができます。意思決定者として、部署やチームを指揮する人には最適の資格でしょう。

VBAエキスパート

VBAエキスパートは、ExcelやAccessで扱うVBAやマクロのスキルを証明する資格です。プログラミングスキルを学ぶことにより、データ処理の自動化や一括化を行えるようになります。とりわけ、日常的にデータ管理を行っている人は是非持っておきたい資格となるでしょう。資格を取得することで、ExcelやAccessの業務効率が飛躍的に向上させることができます。

ITパスポート試験

経済産業省が主催するITパスポート試験は、IT技術や情報セキュリティ、ネットワークなどのIT知識を証明する国家資格です。社会人として備えておくべきコンピュータやデータ通信について学べるほか、経営戦略やマーケティングの知識も総合的に身につけることができます。この資格は習得できる知識や技術が豊富なため、業種を問わず仕事に活かすことができるでしょう。とくに、IT技術者やプログラマーを目指す人にとっては、欠かすことができない資格となります。

事務職に役立つ資格

MOSは、オフィスソフトの知識を証明する資格であるため、事務職に関する資格とも好相性です。簿記検定や医療事務のほか、財務知識やビジネス文書の作成に役立つ秘書技能検定などは、MOSと合わせて取得を目指したい資格です。

ちなみに、マイクロソフトのオフィス製品は、同一バージョンの4つの試験に合格することで、「マイクロソフトオフィスマスター」の称号を受け取ることができます。MOSの資格をより極めてみたいと思う人であれば、こちらの取得を目指してもいいでしょう。