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TOEIC 英単語のコツ

単語は話せて書けて初めて身につく

繰り返しになりますが、TOEIC®は世界共通の英語テストで、世界60カ国で実施されている英語によるコミュニケーション能力を評価するテストです。点数も10点から990点と幅広く評価をされ、自分のレベルを細かく知ることができます。近年は英語力を求める企業が増えてきました。そのため、就職やビジネスシーンでも大変評価の高いテストであり、英語能力を客観的に判断することができるので、就職試験などでTOEIC®の点数は大きなアピール点となります。従って、記憶すべき英単語も「話せること」「書けること」が出来ないと意味がないものとなってしまうのです。ここがいわゆる受験勉強で覚える英単語とは理解度が大きく異なる点です。また、通常のTOEIC®のほかに、初心者用のTOEIC®Bridgeテストがあり、「話す」ことと「書く」ことに重点を置かれていますので、ここから受験するのもアリかもしれません。

英単語の学習法は?

TOEIC®のテストに向けた勉強方法として、独学や通信講座、スクールなどがあり、独学で勉強をする人も多いのが特徴です。TOEIC®は1度で合格するような通常の資格とは違い、反復して受験をしながら高スコアを目指すテストですので、高スコアを目指して勉強をし続けていくことができます。ですので、TOEIC®の勉強で大切なのは、質と量を両立させた”深層理解する”学び方をすることです。

参考書の選び方

単純に英単語を勉強するだけでもTOEIC®の参考書となると、かなり豊富にあります。参考書を購入するときには、発行年月日を確認し、古い参考書を購入しないように注意をしましょう。TOEIC®の問題は、毎回少しずつ変わってくるので、古い参考書では最新の出題傾向をカバーしていないものがあります。常に最新版をチェックしておく必要があるでしょう。リスニング対策としてDVDの付いている参考書もあります。もちろんオススメしたいですが、DVDが付いていると金額が高くなるため、出費を抑えたいという方は映画や海外ドラマは字幕で見るようにしたり、洋楽を聴くようにして、日頃から耳を英語に慣らすようにしておくとよいでしょう。特に、映画・ドラマ・音楽などは、日常的に使われる言葉を学ぶことができるので、リスニングの勉強としては”ある程度”有効です。ただ、”ある程度”とお考えください。作品によってはクセのある言い回しやイントネーション、世界観があるため、間違えて覚えてしまうケースもしばしば。やはり多少の出費は覚悟しつつ参考書を選択した方が基礎能力が身につくと考えられます。

繰り返しの勉強で体に染み込ませる

とにかく英単語の勉強は繰り返し復習することが大切です。復習を繰り返すと解答が分かるようになるだけでなく、そもそもの問題文の意図も想定することができるようになります。英単語の勉強は独学で行っている方が多くいますが、スコアが伸び悩んでいる方は通信講座やスクールに通ってみるのも良いでしょう。メリットとしては、試験を分析し最新の出題傾向を踏まえたテキストや講座で学ぶことができることです。第三者が入ることで、英単語における自分の弱点傾向を知ることができます。分からないことや効率的な覚え方を質問することで、解決することもできるので、第三者の存在は大変大きいです。特に「スピーキング」があるテストに挑戦する場合には、発音の弱点を指摘してもらえるメリットもあります。近年ではネットでネイティブの方と実際に会話をするサービスも多くありますので、そういったサイトを活用するのも良いでしょう。大切なのは英単語を暗記することがゴールではないことです。受験勉強であれば、英単語力だけの問題もあるので結構ですが、英単語力ありきで様々な問題が待っているのがTOEIC®です。英単語は過程でしかないので、深い理解をしておかないと次に進めないことを認識しておきましょう。

ここでは選択肢としていくつかご紹介しましたが「勉強法」から具体的にご自身に合ったものをご選択ください。