カラーコーディネーターが持っておくと役立つ資格は?

国内には、国家資格から民間資格に至るまで、実に1,000個以上の資格が存在します。ここでは、数ある資格の中でも、カラーコーディネーターの仕事をする時に、役立つ資格について紹介しましょう。

色に関連する資格

色彩のプロフェッショナルを目指すのであれば、色彩の知識や技術を証明する資格を取得しましょう。カラーコーディネーターの資格以外にも、色に関する資格は数多く存在します。例えば、色彩知識と配色調和を身につけられる「パーソナルカラリスト検定」や、実技試験が多くデザイナーに向いている「色彩士検定」など、その種類も多彩です

色に関する試験は、試験問題が似通っている場合も多く、得た知識を生かして様々な試験に挑戦する人も少なくありません。より高い級位の資格を取れば、就職や転職の際にも、高度な知識や技術を証明できる武器になります。

兼任している仕事に役立つ資格

カラーコーディネーターが働く業界は幅が広く、アパレルメーカーやWEB制作会社など様々な職場で活躍しています。仕事をする傍らで、カラーコーディネーターが商品開発や営業活動などを兼任するケースも少なくありません。そのため、関わっている仕事に役立つ資格を取得すれば、職域の拡大にも役立つでしょう。

例えば、営業活動に役立つ「ビジネスマナー検定」や、ホームページ作りに有益な「ウェブデザイン技能士」など、携わる仕事によって有益となる資格は様々です。また、現在は関わっていなくても、これから職域を広げたいと考えている人であれば、先に資格取得に挑戦するのもよい方法です。

独立開業に役立つ資格

カラーコーディネーターを経て、将来独立したいと考えている人は、独立開業に役立つ資格を取得しましょう。例えば、納税に役立つ「簿記検定」のほか、生産管理や会計に役立つ「中小企業診断士」など、起業や経営をアシストしてくれる資格はたくさん存在します。また、独立後に自身で補えない部分に関しては、専門家に依頼することも可能です。

独立後は国外で活動するほか、外国の人に営業活動したいという場合は、経営に関する資格だけではなく、語学の資格などが必須となるでしょう。これらの資格は、やみくもに取得を目指すよりも、自身が希望する進路に必要な資格に選んで取得するほうがいいでしょう。