カラーコーディネーターに仕事を依頼するには?

カラーコーディネーターは、デザイン会社や企業のデザイン部門、個人事務所など様々な場所で働いています。カラーコーディネーターの勤務場所によって依頼方法は異なるため、それぞれのやり方を覚えておきましょう。

カラーコーディネーターの事務所に依頼する

カラーコーディネーターに仕事を依頼するには、カラーコーディネーターの事務所に直接依頼をする方法が確実です。多くの事務所では、自社のホームページに、対応できる仕事や料金設定などが記載されているほか、仕事の見積もりや相談などを行う連絡フォームが設けられています。たとえホームページに記載されていない仕事でも、臨機応変に対応してくれる事務所も多いため、まずは積極的に相談するようにしましょう。

また、カラーコーディネーターの中には、個人で独立開業をしている人も少なくありません。個人事務所の場合も、ホームページを介して、仕事の相談や依頼をすることができます。公開している事業内容や活動実績を確認すれば、事務所が得意とする分野を把握できるため、仕事の依頼もしやすくなるでしょう。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングとは、オンライン上で不特定多数の人に仕事を外注するサービスです。クラウドソーシングを扱うWebサイトを利用すれば、フリーで働くカラーコーディネーターに仕事を依頼できます。中には、Webデザインや動画編集など多彩なスキルを持っているカラーコーディネーターも多く、様々な仕事を依頼することも可能です。

ただしクラウドソーシングは、多くの人に仕事を依頼できる特性上、情報漏洩がしやすいというデメリットも存在します。そのため、仕事を発注する場合は、カラーコーディネーターに限らず、機密情報の取扱いに注意が必要です。

日本カラーコーディネーター協会に依頼する

カラーコーディネーターの資格試験を主催する一般社団法人「日本カラーコーディネーター協会」では、カラーコーディネーターやカラー講師派遣業務を行っています。依頼できる仕事内容は、色彩関連のコラム執筆や色彩調査、企業研修の開催など多彩です。用途に応じて、最適なカラーコーディネーターを派遣してくれるでしょう。

ちなみに、仕事を依頼する会社や事務所によって、発生する費用は大きく異なります。そのため、カラーコーディネーターに仕事の依頼をする際は、複数の場所で見積もりを出したあとに行うのが賢明でしょう。