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ファイナンシャルプランナー(FP)は人生設計にも!

自己責任の時代だからこそ、FPの知識は活きる!

就職や転職に活かす。現在の仕事の幅を広げる。取得手当をもらうようにする。人によって、資格取得を目指す動機はさまざまです。

FP資格の場合、これらの動機に加えて誰もが「自分の生活、ライフプランに活かせる」という大きなメリットが生じます。FPの資格を取得するために必要となる知識は、実は自らの人生に必要なものばかりで占められているのです。

とりわけ、現在は「自己責任の時代」といわれています。たとえば保険も、加入さえしていれば、不測の事態が起きた時に保険会社が独自に調べあげて保険金を支払ってくれるわけではなく、こちらから請求することで初めて保険金がおりることになります。

また、病気やケガで会社を休まざるを得なくなったとき、健康保険で傷病手当金の給付を受けることができますが、これもやはり申告制。その前に、傷病手当金の存在を知らなければ、本来受けられるべき権利が受けられないことになります。「知らない」ことで損をしていることが、私達のまわりには意外と多く存在しています。

保険の見極めや、住宅ローンの見直しで功を奏す

自分が加入する保険の見直しや、投資に対する専門知識、不動産の賃貸契約に関する法令など、FPの知識が活かせる場面は多くあります。そのため、「お金のことをもっと知りたい」と感じている、家計を預かる主婦の方で資格取得を目指している方が多い特徴があります。

自分・家族にマッチした保険の見極め

人生における高額な買い物といえばマイホームに車…しかし、「保険」も忘れてはなりません。生涯トータルで考えると、かなりの額になるからです。しかし、「まったく加入しないのは不安だから、とりあえず2つ3つ」とアバウトに加入している人も少なくないはず。実際、保険商品は多種多彩で、どれがもっとも自分、ひいては自分の家族が入る保険なのか、知識がないとなかなか判断できません。FPの知識があれば適切な保険を見い出すことができ、日々の家計をじわじわと圧迫する保険料支出をセーブできる可能性が高まります。実際にFPに持ちかけられるのも、保険に関する相談は多い状況です。

住宅ローンの見直しで大幅な節約も

FPに必要な知識を得ることによって、いつ、どのタイミングで繰り上げ返済をすれば、どのくらい利息を軽減できるのかがわかるようになることも大きなメリットのひとつ。実際に、主婦業をこなしながらFPの仕事をしている方で、ローンの見直しによって数百万単位の節約ができたケースもあるほどです。

これらローンや保険を見直す際に、踏まえておくべきなのは「収入」と「支出」。どちらか片方だけしか知らないと、適切な見極めはできません。その面でも、収入はもとより月の食費や教育費など、細かな部分まで把握している主婦の方は、ライフプランを考える“下地”があるといえるでしょう。日々の細かな“家計のやりくり”と並行して、“多額なお金を節約する術(すべ)”を、FPを目指すことによって身につけようとする方が増えているのも頷けます。