インスタグラマーってどんな職業?

インスタグラムとは、スマホで撮影した写真の加工と共有が手軽にできるアプリのことです。

プロ級の写真加工がスマホ上でカンタンにできる機能が支持され、若者を中心に世界的な人気を集めています。昨今は、世界各国で利用されているインスタグラムを、ビジネスに活用するインスタグラマー(Instagrammer)呼ばれる人も多く存在します。

インスタグラマーの仕事内容とは?

インスタグラムには、ユーザーに対して広告収入が直接入る仕組みは存在しません。インスタグラマーの主な仕事は、企業に依頼された商品を、インスタグラム上で宣伝することです。インスタグラムに写真を投稿する人に、自社商品を宣伝してもらうことで、企業は多大な広告効果を得ることができます。

そのため、企業はインスタグラマーに報酬を払い、PRしたい化粧品やお菓子などを写真付きで宣伝してもらうのです。インスタグラマーの中でもフォロアーが多く、とくに人気の高い人に依頼をすれば、その広告効果はより大きくなります。

企業から依頼を受けて写真を投稿する

インスタグラマーの働き方の1つとして挙げられるのは、企業とインスタグラマーが直接契約を結ぶ方法です。具体的には、毎月企業が、契約を結んだインスタグラマーにスポンサー料を支払い、自社製品やサービスなどを宣伝してもらうという仕組みです。インスタグラマーに毎月報酬を支払う契約方法のほかにも、投稿数につき報酬を決める契約方法や、フォロアー数に応じた報酬を支払う契約方法などが存在します。

事務所や代理店に登録して仕事を受ける

さらにインスタグラマーは、事務所や代理店のサービスに登録をして働くことも可能です。多くのインスタグラマーや、仕事を管理する事務所や代理店を介して依頼を受け、依頼内容に応じた投稿を行い、報酬を受け取ります。インスタグラマーの働き方の中では、最も手軽な方法でしょう。

投稿した写真そのものを販売する

ほかにも、インスタグラマーが撮影した写真を、企業が直接購入することで報酬が発生するケースも存在します。旅行雑誌やファッション系のサイトに掲載する目的で、インスタグラムに掲載した写真を企業が買い取る仕組みです。また、「こういった写真が欲しい」と依頼を受けてから、インスタグラマーが写真撮影を行うこともあります。

雑誌やWebコラムの執筆活動を行うことも

インスタグラマーとして広く認知されていれば、Web系の雑誌やコラムなどに寄稿を依頼されることもあります。さらに、インスタグラムのビジネス利用を目的としたセミナーや講座などを開催して、報酬を得るインスタグラマーも少なくありません。

商品のPRや撮影写真の販売、執筆活動など多彩な方法で報酬を得られる点は、ほかの職業にはないインスタグラマーの大きな特徴と言えるでしょう。インスタグラムは、一般の人だけではなく、芸能人や写真家、ライター、ブロガーなどが活躍する場所として、大きな注目を集めています。